露払い(読み)ツユハライ

デジタル大辞泉 「露払い」の意味・読み・例文・類語

つゆ‐はらい〔‐はらひ〕【露払い】

貴人の先に立って道を開くこと。また、その役を務める人。転じて、行列などの先導をすること。また、その人。「露払いを務める」
遊芸などで、最初に演じること。また、その人。
相撲で、横綱土俵入りのとき、先導として土俵に上がる力士
蹴鞠けまりの会で、まず鞠をけってかかりの木の露を払い落とすこと。また、その人。
[類語](1案内ガイド道案内手引き先達導き誘導先導嚮導きょうどう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「露払い」の意味・わかりやすい解説

露払い
つゆはらい

相撲用語。手数入りにおける横綱介添え。横綱の先に立って道を開く。太刀持ちより下位幕内力士が務めることになっている。

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