露の宿り（読み）つゆのやどり

精選版日本国語大辞典「露の宿り」の意味・読み・例文・類語

※伊勢物語（１０Ｃ前）五六「我が袖は草の庵(いほり)にあらねども暮るればつゆのやどりなりけり」

② 露の置くところ。

※源氏（1001‐14頃）花宴「いづれぞと露のやどりをわがむまに小笹が原に風もこそ吹け」

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露のおくところ。また、露のおいている宿。露の宿。
「わが袖は草の庵にあらねども暮るれば―なりけり」〈伊勢・五六〉

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