霜鬢(読み)そうびん

精選版 日本国語大辞典 「霜鬢」の意味・読み・例文・類語

そう‐びん サウ‥【霜鬢】

〘名〙 のおりたように白いびんの毛。白髪。老人の形容。
※性霊集‐四(835頃)為人求宮啓「居諸荏、霜鬢颯然」 〔杜甫‐書堂飲既夜復邀李尚書下馬賦

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デジタル大辞泉 「霜鬢」の意味・読み・例文・類語

そう‐びん〔サウ‐〕【霜×鬢】

霜が降りたように白い鬢の毛。

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普及版 字通 「霜鬢」の読み・字形・画数・意味

【霜鬢】そう(さう)びん

白髪。白い鬢の毛。高適除夜の作〕詩 燈、獨り眠らず 客心何事ぞ、轉(うた)た凄然 故今夜、千里を思ふ 霜鬢一年

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