霜月粥(読み)しもつきがゆ

精選版 日本国語大辞典 「霜月粥」の意味・読み・例文・類語

しもつき‐がゆ【霜月粥】

〘名〙 陰暦一一月二三日の夕から二四日にかけての大師講に、小豆、またときには蕎麦切(そばきり)などを入れてたく粥。大師粥。智慧粥。ころもがゆ。
諸国風俗問状答(19C前)丹後国峯山領風俗問状答「但当月霜月粥と称し、小豆粥を家々日を不限、心次第に煮候てすすり候事御座候」

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デジタル大辞泉 「霜月粥」の意味・読み・例文・類語

しもつき‐がゆ【霜月×粥】

陰暦11月23~24日の大師講に炊く粥。多くは小豆や団子などを入れて炊く。追い出し粥。衣粥

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