電鋳版(読み)デンチュウバン

デジタル大辞泉 「電鋳版」の意味・読み・例文・類語

でんちゅう‐ばん〔デンチウ‐〕【電鋳版】

電気版

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の電鋳版の言及

【製版】より

…また,活字の原版から紙型をとり,これに鉛合金を流し込んで作る鉛版も機械的製版であり,原版からプラスチック型をとり,さらにこの型からプラスチック版やゴム版を作るのも機械的方法である。日本ではあまり行われないが,原版から電型(鉛,蠟,プラスチックなどで原版から型取りした凹凸反対になっている型)をとり,電気分解を利用して電型の上に金属を電着させて作る電鋳版(電気版,電胎版ともいう)も機械的な製版方法といえる。
[写真的方法による製版]
 いわゆる写真製版photomechanical processと呼ばれているもので,活版とその複製版を除いてほとんどがこの方法によっている。…

※「電鋳版」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android