電縫管(読み)でんぽうかん

改訂新版 世界大百科事典 「電縫管」の意味・わかりやすい解説

電縫管 (でんぽうかん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の電縫管の言及

【金属管】より

…これは,継目を溶接するので材質劣化のおそれのあるこの部分の長さがスパイラル管に比べて短いからである。この大径管には広幅の厚鋼板をU型,O型の順にプレスで曲げた後,継目を溶接し,その後エキスパンダーを内部に入れて拡管し,径と真円度を調整するUOE管と,広幅の帯鋼をかご状に配置させた小型の成形ロールで徐々に成形し,その後2組のロールの間の溝型を通過させつつ成形を完了するケージフォーミング法でつくられる電縫管とがある。ラインパイプはアラスカ,シベリアなどの寒冷地で使用されることもあるので,低温における破壊靱性の大きい材質に調質しなければならない。…

※「電縫管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」