電気ストーブ(読み)でんきストーブ

精選版 日本国語大辞典 「電気ストーブ」の意味・読み・例文・類語

でんき‐ストーブ【電気ストーブ】

〘名〙 (ストーブstove) 発熱体にニクロム線などを用いた暖房電熱器。熱を反射板で一定方向に向ける反射式、熱の対流作用を応用する対流式などがある。
蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉八「電気ストーヴにあたってゐたのを覚えてゐるから」

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デジタル大辞泉 「電気ストーブ」の意味・読み・例文・類語

でんき‐ストーブ【電気ストーブ】

電熱を利用した室内用の暖房器。 冬》

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百科事典マイペディア 「電気ストーブ」の意味・わかりやすい解説

電気ストーブ【でんきストーブ】

電熱線の発熱を熱源とする暖房具。清潔で衛生的だが,燃料費が高い。対流型,反射型,対流放射型,温風送風する温風式,電熱線石英管に封入した赤外線式などがある。
→関連項目ストーブ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気ストーブ」の意味・わかりやすい解説

電気ストーブ
でんきストーブ

電熱線から放射される熱線を暖房に利用したもの。電熱部の後方に反射面をもつ反射式,熱を上方出し,空気の対流を利用して室内全体を暖める対流式,赤外線ヒーターをガラス管内に入れた赤外線式などがあり,対流を促すためのファンがついたものもある。悪性ガスなどを発生せず,きわめて衛生的である。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「電気ストーブ」の意味・わかりやすい解説

電気ストーブ
でんきすとーぶ

ストーブ

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世界大百科事典(旧版)内の電気ストーブの言及

【ストーブ】より

…幕末以後は石炭ストーブが輸入されるようになり,1873年(明治6)には東京神田の増田という人が国産ストーブを発売した。明治30年代に入るとガスストーブも国産され,1914年には京都電灯が電気ストーブを製造発売した。石油ストーブも明治時代から使われ,国内でも生産されたが,いずれもぜいたく品であった。…

※「電気ストーブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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