電気ストライク錠(読み)でんきすとらいくじょう

世界大百科事典(旧版)内の電気ストライク錠の言及

【鍵】より

…マスターキーのシステムには,それぞれ異なる錠を1本の鍵ですべて施・解錠できるマスターキー・システム,マスターキー・システムを備えた複数のグループの錠を別の1本の鍵で施・解錠できるグランドマスターキー・システム,集合住宅やオフィスビルなどの共通の出入口などに使用され,それぞれ異なる個々の鍵で特定の錠だけは施・解錠できるようにした逆マスターキー・システムなど,さまざまなものがある。
[システム錠]
 鍵を使用して解錠するかわりに錠の本体機構に電磁石を利用し,通電すると本締めボルトが引っ込む(またはノブが回せるようになる)電気錠,通電することにより扉枠側につく本締めボルトを受ける金物(ストライク部)が開き開扉できる電気ストライク錠などをシステム錠という。火災感知器や煙感知器,あるいは外部のインターホンなどの諸管理機構と組み合わせることにより,ホテル,銀行,オフィスビルなどの建物全体の総合安全システムを組むことができる。…

※「電気ストライク錠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」