電子認証(読み)デンシニンショウ(英語表記)electronic certification

デジタル大辞泉 「電子認証」の意味・読み・例文・類語

でんし‐にんしょう【電子認証】

electronic authentication》⇒デジタル認証

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電子認証」の意味・わかりやすい解説

電子認証
でんしにんしょう
electronic certification

インターネットを利用した商取引において,電子的な情報に照し合せて,本人に間違いないこと,通信内容に改竄 (かいざん) がないことなどを証明する仕組みをいう。 1998年の経済協力開発機構電子商取引閣僚会議で示された指針もとに,各国で具体的なシステム面および法制面での整備が進められている。日本でも 99年,政府の高度情報通信社会推進本部が策定したアクションプランに盛込まれ,2001年には法務省が商業登記情報をベースにした認証制度を創設させる。民間ベースではすでに第三者機関として数社が認証業務を行なっている。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「電子認証」の解説

電子認証

ネットワーク上や、複数の利用者がいるシステムにおいて、利用者本人であることを電子的に確認すること。ユーザーIDパスワードなどの電子データによって、確認が行われる。セキュリティ対策のひとつで、認証とも呼ばれる。特に、ネットワーク上では第三者によって電子データが偽造されることや、認証機関が偽のものである可能性もあるため、それらの情報の信頼性を高めるために、第三者がそれを本物であることを証明する。第三者による認証を行う公的機関に、認証局CA)がある。

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パソコンで困ったときに開く本 「電子認証」の解説

電子認証

電子的に本人であることを確認して、信頼性を保証(認証)することです。サービスを利用するのにユーザーID(会員番号)とパスワードを使うのも電子認証の一種です。専用センサーによる指紋やIDカードの読み取りでログオンなどの認証を行うパソコンや周辺機器もあります。
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ユーザーID/ユーザー名

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