電力白書(読み)でんりょくはくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電力白書」の意味・わかりやすい解説

電力白書
でんりょくはくしょ

毎年資源エネルギー庁公益事業部の調査課が編集する『電気事業現状』という報告書のこと。 1951年の電力再編成以来毎年発表され,日本電気協会から発売されている。電気事業の1年間の動きを総合的に分析し,電気事業の当面する諸問題とその対策を検討している。ほかに,電力需給,電力施設と電源開発計画,電気事故の現状,電気事業の経理状況と料金,営業・配電業務活動など,電気事業全般にわたって解説され,分析されているところから,電力白書と呼ばれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android