雨笠(読み)アマガサ

デジタル大辞泉 「雨笠」の意味・読み・例文・類語

あま‐がさ【雨×笠】

雨降りの際に頭にかぶる笠。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雨笠」の意味・読み・例文・類語

あま‐がさ【雨笠】

〘名〙
① 雨で濡れるのを防ぐために頭にかぶる笠。
延喜式(927)五「初斎院装束〈略〉笠二枚〈一日笠、盛緑袋。一雨笠、盛油絁袋。並加志部〉」
② 時によって月の周囲に見える輪状の薄光。月のかさ。雨の前兆という。
混効験集(1711)下坤「あまがさ 頓而雨降らんとする時月に大なる暈(かさ)をかふるやうにみゆるを云」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報