雨乞台(読み)あまごいだい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雨乞台」の意味・わかりやすい解説

雨乞台
あまごいだい

山口県北西部にある玄武岩台地。新第三紀層の上に玄武岩が噴出して形成された雨乞岳(347m)や矢ヶ浦山(279m)などの火山丘が連なる。北側に海食崖が発達し,山頂部はため池が多く耕地化され,中腹には防風林をもった小村が点在する。日本海や油谷湾の展望台でもある。中腹の湧水帯に縄文弥生時代遺跡がある。日本海岸の「竜宮潮吹」は国指定名勝および天然記念物。北東部は北長門海岸国定公園に属する。

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