難詰(読み)ナンキツ

デジタル大辞泉 「難詰」の意味・読み・例文・類語

なん‐きつ【難詰】

[名](スル)手きびしく非難すること。きびしく問いつめること。「不注意難詰する」
[類語]責めるとがめるなじ難ずるさいなつるし上げる締め上げる責め付ける責め立てる難じる非難面詰面責問責詰責𠮟責しっせき譴責けんせき弁難論難指弾追及詰問

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精選版 日本国語大辞典 「難詰」の意味・読み・例文・類語

なん‐きつ【難詰】

〘名〙 非難して詰問すること。欠点をあげてなじり、問いただすこと。
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「詞鋭く難詰せり」 〔後漢書‐戴憑伝〕

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普及版 字通 「難詰」の読み・字形・画数・意味

【難詰】なんきつ

なじり問う。〔後漢書、儒林上、戴憑伝〕正旦賀、百僚畢(ことごと)く會す。群臣の能く經ををして、(かはるがはる)相ひ詰せしめ、義ぜざるれば、輒(すなは)ち其の席を奪ひて、以てずるす。憑(へう)、に坐五十餘席を重ぬ。

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