難局(読み)ナンキョク

デジタル大辞泉 「難局」の意味・読み・例文・類語

なん‐きょく【難局】

困難な局面処理のむずかしい重大な情勢。「難局を乗り切る」「難局に立つ」
[類語]危局非常時逆境苦境危地窮地窮境窮状羽目危険危難危機危殆きたい虎口ここうピンチ物騒剣呑けんのん危ない不用心不穏際どいやばいきな臭い呉越同舟一触即発風前のともしび薄氷をふむ風雲急を告げる危うい危なっかしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「難局」の意味・読み・例文・類語

なん‐きょく【難局】

〘名〙 困難な局面。処理のむずかしい場面。また、困難な時局
福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉欧羅巴各国に行く「英の軍艦は生麦一件に就て大造償金を申出して幕府に迫ると云ふ外交の難局(ナンキョク)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「難局」の読み・字形・画数・意味

【難局】なんきよく

危局。

字通「難」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android