難に臨んで兵を鋳る(読み)なんにのぞんでへいをいる

精選版 日本国語大辞典 「難に臨んで兵を鋳る」の意味・読み・例文・類語

なん【難】 に 臨(のぞ)んで兵(へい)を鋳(い)

(「晏子春秋‐内篇雑上」の「臨難而遽鋳兵、噎而遽掘井、雖速亦無及已」より) 戦争が起こってから慌てて武器を作る。平素は油断していて、事が起こってから急に慌てても、間に合わない。盗人を捕えて縄をなう。〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android