離情(読み)りじょう

精選版 日本国語大辞典 「離情」の意味・読み・例文・類語

り‐じょう ‥ジャウ【離情】

〘名〙 別離の思い。わかれの心。
本朝無題詩(1162‐64頃)三・思牛女〈藤原明衡〉「料知漢表離情苦、蒙霧未披暁漏遷」 〔任昉‐出郡伝舎哭范僕射詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「離情」の読み・字形・画数・意味

【離情】りじよう(じやう)

離懐。清・呉昌碩登高〕詩 年年りに魄す 今に蹉(さた)たり 客と作(な)りて離慣るるも 登高、感多し

字通「離」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android