離人(読み)りじん

精選版 日本国語大辞典 「離人」の意味・読み・例文・類語

り‐じん【離人】

〘名〙 離れてゆく人。別れてゆく人。旅立ってゆく人。
正法眼蔵(1231‐53)洗浄浄穢は離人の滴血なり。あるときはあたたかなり、あるときはすさまじ」 〔李頻‐湘口送友人詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「離人」の読み・字形・画数・意味

【離人】りじん

旅人。また、別離した人。唐・張若虚〔春江花月夜〕詩 れむべし、樓上、徘徊し 應(まさ)に照らすべし、離人の妝(しやうきやう)の臺

字通「離」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android