雛壇(読み)ヒナダン

デジタル大辞泉 「雛壇」の意味・読み・例文・類語

ひな‐だん【×雛壇/×雛段】

雛祭りに、雛人形や調度品などを並べて飾る壇。雛棚 春》「―に桃ちりかかる四日かな/綺堂
歌舞伎大道具の一。舞踊劇のとき、長唄囃子はやしの演奏者が座る二段の台。上段長唄連中下段囃子方が座る。→山台やまだい
歌舞伎劇場の一階見物席で、東西桟敷と、その前の高土間などのこと。緋毛氈ひもうせんを敷き、平土間より一段ずつ高くなっていたのでいう。
会場などで一段高く設けられている座席。特に、国会の本会議場で大臣席などをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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