雑柑類(読み)ざっかんるい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「雑柑類」の意味・わかりやすい解説

雑柑類
ざっかんるい

柑橘(かんきつ)類のなかで、系統的にみて類縁関係が明確でなく、その品種や系統のみが存在するような小グループの呼称日本にはこの仲間多くナツダイダイハッサクイヨカンサンポウカンヒュウガナツ、そのほかがある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の雑柑類の言及

【かんきつ類(柑橘類)】より

…例えばウンシュウは自然条件下で9月に採収できる極早生から,12月に採収する普通温州(晩生)まで多種類の品種を含む。産業的重要度による分類とは,生産量の多いものはそれぞれの種類名で,それ以外は雑柑類としてまとめる方法である。雑柑類は時代とともに多少変化した。…

※「雑柑類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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