雉の頓使い(読み)きじのひたづかい

精選版 日本国語大辞典 「雉の頓使い」の意味・読み・例文・類語

きじ【雉】 の 頓使(ひたづか)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「雉の頓使い」の意味・読み・例文・類語

きぎし頓使ひたづか

天つ神の命を受けて葦原あしはらの中つ国くだった天若日子あめのわかひこが帰ってこないので、キジを遣わしたところ、天若日子はこれを射殺してしまったという古事記故事から》行ったきりで戻ってこない使い。一説に、副使をつけないでたった一人だけ使いをやることを忌んでいう言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android