雅致（読み）がち

精選版 日本国語大辞典

が‐ち【雅致】

〘名〙 風雅な趣。みやびやかな風情。上品な様子。雅趣。

※日本風俗備考（1833）二二「雅致幽清にして最も夏日に好かるべし」 〔魏書‐劉芳伝〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

が‐ち【雅致】

風流な味わい。上品な風情。雅趣。「雅致のある絵」
[類語]風雅・風流・雅趣・閑雅・雅みやびやか・優雅・優美・みやび・高雅・典雅・優形やさがた・上品・ゆかしい・奥ゆかしい・しとやか・たおやか・女性的・エレガント・ドレッシー・婉麗えんれい・優優・典麗・麗しい・静淑・優婉・婉然・楚楚そそ・窈窕ようちょう・端麗・温雅・物柔らか・気高い・品・気品・高尚・つつましい・つつましやか・しおらしい・清雅・高踏・﨟長ろうたける・雅みやびる・端雅・都雅・やんごとない・高貴

出典　小学館

普及版 字通

【雅致】がち

風雅なおもむき。〔世説新語、言語〕王（夷甫、戎）曰く、裴僕射（）は善く名理を談ず。混混として致り。張先（華）の・を論ずるは、靡靡(びび)として聽くべし。

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出典　平凡社「普及版 字通」