雄心(読み)オゴコロ

デジタル大辞泉 「雄心」の意味・読み・例文・類語

お‐ごころ〔を‐〕【雄心】

雄々しい心。勇気がある心。
天地あめつち少し至らぬますらをと思ひし我や―もなき」〈・二八七五〉

ゆう‐しん【雄心】

雄壮な心。雄々しい心。「雄心横溢おういつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雄心」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しん【雄心】

〘名〙 おおしい心。雄壮な心。雄志
※翰林葫蘆集(1518頃)一一・源公澄元甲冑寿容「覇気雄心輙掃敵陣空」 〔阮瑀‐為曹公作書与孫権書〕

お‐ごころ を‥【雄心】

〘名〙 勇ましい心。男らしく強い心。
万葉(8C後)一二・二八七五「天地にすこし至らぬ大夫と思ひしわれや雄心(をごころ)も無き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「雄心」の読み・字形・画数・意味

【雄心】ゆうしん

壮心。魏・阮〔曹公(操)の為に書を作りて孫権に与ふ〕之れに示すにを以てし、之れを激するに恥辱を以てす。大夫の雄心、能く發すること無(なか)らんや。

字通「雄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android