雄叫・雄誥(読み)おたけび

精選版 日本国語大辞典 「雄叫・雄誥」の意味・読み・例文・類語

お‐たけび を‥【雄叫・雄誥】

〘名〙
① 男らしい勇ましい武勇をふるうこと。男らしい威勢を示すこと。
古事記(712)中「『賤しき奴が牛を負ひてや死なむ』と、男建(をたけび)して崩(かむあが)りましき」
② 男らしい勇ましい叫び声をたてること。
五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉一「をたけび鋭くをめき叫んで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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