雁字鶯梭(読み)ガンジオウサ

デジタル大辞泉 「雁字鶯梭」の意味・読み・例文・類語

がんじ‐おうさ〔‐アウサ〕【×雁字××梭】

《雁が飛ぶ列を文字に見立て、うぐいすが枝の間を飛び交うようすを織機にたとえたところから》漢詩文で、字句を修飾すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雁字鶯梭」の意味・読み・例文・類語

がんじ‐おうさ ‥アウサ【雁字鶯梭】

〘名〙 (雁が列をなして飛ぶさまを文字に見たて、鶯が樹間を飛びかうさまを織機の梭(ひ)にたとえていう) 漢詩文の字句を修飾すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android