精選版 日本国語大辞典 「葉山」の意味・読み・例文・類語
はやま【葉山】
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寒河江市の北端、村山市・最上郡
「三代実録」貞観一二年(八七〇)八月二八日条に、出羽国
葉山は当初羽山と称し、大宝二年(七〇二)役小角の弟子行玄が葉山に入峰修行して地主権現を拝し、山腹に社殿を建立したという(前掲古縁起校定)。葉山の地主神は農耕と水利をつかさどる農業神として崇敬されてきた。例年旧暦六月一日の苗代祭には葉山権現別当
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
神奈川県南東部,三浦郡の町。人口3万2766(2010)。三浦半島頸部の西岸にあり,西は相模湾に臨み,屈曲に富む海岸線をもつ。かつては小さな農漁村にすぎなかったが,1880年代後半にドイツ人医師ベルツらによって,避寒避暑の保養地として紹介され,89年の横須賀線開通以後,別荘が続々と建てられた。さらに94年に葉山御用邸が建設され,全国に知られるようになった。第2次大戦後は東京や横浜の通勤住宅地化が著しい。森戸,一色,長者ヶ崎などの海水浴場は首都圏でも有数のにぎわいをみせる。企業の海の家,保養所も多く,近年はリゾートマンションが建ち並ぶ。逗子市に接する鐙摺(あぶずり)は日本のヨットレース発祥地として知られ,ヨットハーバーがあり釣船の基地としてもにぎわう。町の南部,横須賀市にまたがる丘陵部が開発され,湘南国際村が県の企画により生まれている。国際会議場,研究機関,宿泊施設がある。
執筆者:千葉 立也
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…東北地方南部を中心に分布する作神的性格をもつ信仰。葉山は端山,羽山,麓山などと記されるが,奥山や深山(みやま)に対する里近くの端山を意味する。多くは村はずれの山の上に小祠を設けてまつられ,祭神を羽山祇神,少彦名(すくなびこな)命とし,薬師如来を本地と説く。…
※「葉山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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