隣国(読み)リンゴク

デジタル大辞泉 「隣国」の意味・読み・例文・類語

りん‐ごく【隣国】

《「りんこく」とも》となりの国。隣邦
[類語]隣邦四隣近国

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「隣国」の意味・読み・例文・類語

となり‐ぐに【隣国】

〘名〙 ある国にとって、距離的に最も近い他国。りんごく。特に、日本にとっての中国大陸・朝鮮半島の国々をいった。
書紀(720)欽明一三年一〇月(寛文版訓)「方(まさ)に今(いま)、改(あらた)めて蕃(トナリクニ)の神(かみ)を拝(いは)ひたまへ」

りん‐ごく【隣国】

〘名〙 (「りんこく」とも) 隣接した国。境界一つにする相接した国。隣邦。
霊異記(810‐824)上「今、国家に災を起すは、隣国の客神(まれひとがみ)の像を己が国内に置くに依る」 〔孟子‐梁恵王・下〕

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普及版 字通 「隣国」の読み・字形・画数・意味

【隣国】りんごく

となりの国。〔孟子、告子下〕禹の水を治むるや、水の(ゆ)くままにす。是の故に、禹は四を以て壑(がく)(水を落すところ)と爲せり。今、吾子國を以て壑と爲す。~吾子、(あやま)てり。

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