隠匿(読み)イントク

デジタル大辞泉 「隠匿」の意味・読み・例文・類語

いん‐とく【隠匿】

[名](スル)
人目に触れないように隠しておくこと。「物資隠匿する」
隠れた悪事。心の中に持った罪悪。「隠匿心」
「―を為す者と雖も天忽ち之を知る」〈服部誠一・東京新繁昌記
[類語]秘匿隠蔽隠し立て隠す遮る包み隠す押し隠す覆い隠す覆うくらます潜める忍ばせるかくまうひた隠し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「隠匿」の読み・字形・画数・意味

【隠匿】いんとく

かくす。〔呂覧、音初〕、賢不、君子小人、皆樂に形(あら)はれ、隱すべからず。

字通「隠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android