際疾い(読み)キワドイ

デジタル大辞泉 「際疾い」の意味・読み・例文・類語

きわ‐ど・い〔きは‐〕【際疾い】

[形][文]きはど・し[ク]
悪い事態になりそうな、危険な状態である。また、事態が不安定で、すれすれの状態である。「―・いところで助かる」「質問を―・くかわす」「―・い判断
もう少し卑猥ひわいになりかねない。「―・い話」
はなはだしい。また、過酷である。
和漢の才にとみて、腹あしくよろづに―・き人なりけるが」〈愚管抄・四〉
[派生]きわどさ[名]
[類語](1物騒不穏険悪危険危難危機危殆きたい危地虎口ここうピンチ剣呑けんのん危ない険しいやばいきな臭い呉越同舟一触即発風前のともしび薄氷をふむ風雲急を告げる/(2淫らみだりがわしい卑猥ひわい淫猥いんわい猥褻わいせついやらしい淫靡いんび淫乱いかがわしいエロチックエッチ官能的肉感的扇情的性的あだっぽい色気なまめかしい色っぽいあだ色香つやっぽいあでやか濃艶妖艶あで姿セクシーチャーミングコケットリーコケティッシュエロセクシュアル不身持ち不品行ふしだら不行状不行跡淫蕩好きしゃ好きもの色好み色情狂色気違い自堕落エロい好色多淫放蕩遊蕩邪淫荒淫姦淫かんいん淫奔いんぽん漁色酒色すけこましジゴロ尻軽淫婦女たらし女狂い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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