精選版 日本国語大辞典 「隔靴掻痒」の意味・読み・例文・類語
かっか‐そうよう カククヮサウヤウ【隔靴掻痒】
〘名〙 (はいた靴(くつ)の上から、かゆいところをかくの意から) 思いどおりにいかなくて、はがゆくじれったいこと。物事が不徹底で、核心にふれないこと。かっか。→靴(くつ)を隔てて痒(かゆ)きを掻(か)く。
※立会略則(1871)〈渋沢栄一〉序「或は遺漏ありて看者尚隔靴掻癢の患あらんことを恐れ」
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