階除(読み)かいじょ

精選版 日本国語大辞典 「階除」の意味・読み・例文・類語

かい‐じょ ‥ヂョ【階除】

〘名〙 (「階」「除」ともに、きざはしの意) 階段
本朝文粋(1060頃)一・秋夜感懐〈橘在列〉「顧影歩庭院輝立階除」 〔王粲‐登楼賦〕

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普及版 字通 「階除」の読み・字形・画数・意味

【階除】かいじよ(ぢよ)

きざはし。唐・杜甫〔雨に対(むか)ひて懐を書し、走りて許主簿公を邀(むか)ふ〕詩 座は賢人の酒に對し 門は長の車を聽く 相ひ邀(むか)へて泥濘(でいねい)を愧(は)づ 騎馬、階除に到る

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