陽に(読み)ヨウニ

デジタル大辞泉 「陽に」の意味・読み・例文・類語

よう‐に〔ヤウ‐〕【陽に】

[副]表から見えるところでは。うわべでは。
「―媚を売りて少年を惑わして陰に之を笑い」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陽に」の意味・読み・例文・類語

よう‐に ヤウ‥【陽に】

〘副〙 うわべでは。表面では。また、公然と。→陰(いん)に陽に
※都繁昌記(1837)乞食「陽に作善追福を学び陰に算珠を弾じ」

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