険難(読み)ケンナン

デジタル大辞泉 「険難」の意味・読み・例文・類語

けん‐なん【険難/×嶮難】

[名・形動]
道などが非常にけわしく、通過するのに困難なこと。また、そのさま。「―な箇所」「―の道」
苦しみ悩むこと。また、そのさま。苦難。「―をしのぐ」
[類語]険しい険阻険峻けんしゅん峻険しゅんけん急峻きゅうしゅん要害天険険要険所峻峭峻抜峻岳峻峰峻嶺高峰高嶺奇峰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「険難」の読み・字形・画数・意味

【険難】けんなん

けわしい路。〔楚辞九歌山鬼〕余(われ)幽篁(いうくわう)(深い籔)に處(を)りて、(つひ)に天を見ず 路、險にして、獨り後(おく)れて來(きた)る

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