険隘(読み)ケンアイ

デジタル大辞泉 「険隘」の意味・読み・例文・類語

けん‐あい【険×隘/××隘】

[名・形動ナリ]けわしく狭いこと。また、そのような場所や、そのさま。
「―なる渓谷の間に進入するは」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「険隘」の読み・字形・画数・意味

【険隘】けんあい

けわしく狭い。〔楚辞離騒〕惟(おも)ふに黨人の偸樂(とうらく)なる 路、幽昧(いうまい)にして以て險隘なり

字通「険」の項目を見る

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