険易（読み）けんい

精選版 日本国語大辞典

けん‐い【険易】

〘名〙

① ＝けんい（険夷）

※懐風藻（751）秋夜閨情〈石上乙麻呂〉「山川嶮易路。展転憶閨中」 〔戦国策‐秦策上・昭襄王上〕

② むずかしいことと、やさしいこと。難易。〔文明本節用集（室町中）〕〔易経‐繋辞上〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

けん‐い【険易】

１ 「険夷けんい」に同じ。
２ むずかしいことと、やさしいこと。

出典　小学館

普及版 字通

【険易】けんい

地勢の難易。〔史記、甘茂伝〕甘は非常の士なり。～塞より鬼谷に至るにぶまで、其の地形の險易は、皆らかに之れを知る。

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出典　平凡社「普及版 字通」