阿古陀(読み)アコダ

デジタル大辞泉 「阿古陀」の意味・読み・例文・類語

あこだ【×阿古×陀】

阿古陀うり」の略。
阿古陀なり」の略。
アコダウリの形に似ている古代香炉雲煙の形を透かし彫りにした火屋ほやを掛けたもの。阿古陀香炉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「阿古陀」の意味・読み・例文・類語

あこだ【阿古陀】

〘名〙
① 「あこだうり(阿古陀瓜)①」の略。
蔭凉軒日録‐寛正四年(1463)五月一八日「阿金陀新瓜小籠一箇」
※御湯殿上日記‐明応二年(1493)五月一一日「八わたたなかよりあこたはしめてまいる」
② 「あこだがた(阿古陀形)②」の略。
随筆・柳亭記(1826頃か)上「此なる灯台それかれに見ゆ、その名をあごたといふとぞ」
③ 「あこだがた(阿古陀形)③」の略。
御伽草子・草木太平記(有朋堂文庫所収)(江戸初)下「まくは形うったるあこだの冑を猪首に著」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「阿古陀」の解説

阿古陀 (アコダ)

植物。平たく丸い金冬瓜。アコダウリの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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