阿古江(読み)あこえ

世界大百科事典(旧版)内の阿古江の言及

【三国湊】より

…南北朝期以降は三国湊の交易上分および付属田畠を宮内省内膳司が支配していたが,81年(弘和1∥永徳1),1412年(応永19)には近隣武士の押妨が知られ,66年(文正1)にも内膳司と興福寺が三国湊の所領について争っている。また1396年(応永3)には河口の中州に形成された出来島(道実(どうじつ)島)の帰属をめぐって三国湊と対岸の阿古江との争いがあった。室町期になると興福寺領三国湊の代官にはこの地の土豪堀江氏や小布施氏が任じられており,朝倉氏支配下では朝倉光玖が代官となって三国湊を管掌下に置いた。…

※「阿古江」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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