阿千代船(読み)おちよぶね

精選版 日本国語大辞典 「阿千代船」の意味・読み・例文・類語

おちよ‐ぶね【阿千代船】

〘名〙 江戸時代墨田川売春を行なった小舟明和一七六四‐七二)頃、阿千代という女が有名であったところからいう。おちよ。船饅頭(ふなまんじゅう)
※雑俳・川柳評万句合‐明和二(1765)礼六「おちよ舟沖迄こぐはなじみだけ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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