閨怨(読み)けいえん

精選版 日本国語大辞典 「閨怨」の意味・読み・例文・類語

けい‐えん ‥ヱン【閨怨】

〘名〙 夫と別れている婦人が、ひとり寝の寂しさを怨みに思うこと。また、その気持
※唐詩選国字解(1791)五言古「もと子夜と云たも、閨怨向きのこと、子夜と云女中が歌った歌を、子夜呉歌とも云」 〔則天武后‐織綿廻文記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「閨怨」の意味・読み・例文・類語

けい‐えん〔‐ヱン〕【×閨怨】

夫と別れた婦人が、ひとり寝の寂しさをうらむこと。また、その気持ち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「閨怨」の読み・字形・画数・意味

【閨怨】けいえん(ゑん)

妻の失意の寂しさ。その詩。唐・則天武后〔織錦廻文記〕錦字廻んに傳寫せらる。是れ代閨怨の宗旨、屬の士、咸(ことごと)く龜手本)とす。

字通「閨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android