関東の連小便(読み)かんとうのつれしょうべん

精選版 日本国語大辞典 「関東の連小便」の意味・読み・例文・類語

かんとう【関東】 の 連小便(つれしょうべん)

関東の人間は一人が小便をすると、同行者もならって、小便をするという意。関東以外の各地でもその地の名をおきかえてその土地気風のようにかこつけていう。
※関八州古戦録(1726)一七「今の世までも東国の児女相謂て関東の連小便と申す事は此吉兆を伝へたり」
[補注]挙例「関八州古戦録」にある、秀吉小田原攻めのとき、秀吉と家康が連小便したという故事から出たものか。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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