関口 隆吉(読み)セキグチ タカヨシ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「関口 隆吉」の解説

関口 隆吉
セキグチ タカヨシ


肩書
静岡県知事,元老院議官

別名
号=黙斎

生年月日
天保7年9月17日(1836年)

出生地
江戸

経歴
幕臣で嘉永5年父の職である御弓持与力を継ぐ。米鑑が浦賀に来航するや攘夷論を唱え、反対派の勝海舟を九段坂に襲って失敗した。明治元年江戸開城の際、精鋭隊頭取と町奉行支配組頭を兼帯し、のち市中取締役頭となる。5年三瀦県権参事、8年山口県令に就任し、9年前原一誠の乱が起ると、直ちにこれを平定し、10年西南戦争時には前原の残党の動きを制した。のち高等法院陪席判事、元老院議官、17年静岡県令、19年同県知事を歴任した。

没年月日
明治22年5月17日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

367日誕生日大事典 「関口 隆吉」の解説

関口 隆吉 (せきぐち たかよし)

生年月日:1836年9月17日
江戸時代;明治時代官吏。静岡県知事
1889年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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