間道・閑道(読み)かんどう

精選版 日本国語大辞典 「間道・閑道」の意味・読み・例文・類語

かん‐どう ‥ダウ【間道・閑道】

〘名〙
交通中心となるような主要な道からはずれた、脇の道。抜け道。わきみち。ちかみち。
聖徳太子伝暦(917頃か)下「率子弟間道出」
平家(13C前)一一「内蔵頭信基は疵をかうぶったりしかば、閑道より入りにけり」 〔史記‐淮陰侯伝〕
何事もなくおだやかなこと。またそのような境地
※狂雲集(15C後)山中開薬園「山堂夜雨風流榻、自絶松風閑道吟」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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