間色(読み)かんしょく

精選版 日本国語大辞典 「間色」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょく【間色】

〘名〙 (「間」はまじわる意) 青、黄、赤、白、黒などの原色を混ぜ合わせてできる紫、緑、橙などの色。また、五色正色(せいしょく)以外の色。中間色かんじき
※応永本論語抄(1420)郷党第一〇「紅も紫も間色也」 〔礼記玉藻

ま‐いろ【間色】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「間色」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょく【間色】

原色と原色との間の、柔らかい感じの色。2種以上の原色の混合によって生じる色。中間色。
画面調和を保つため、光の当たっている部分と陰とを、柔らかくつなぐ色。
正色せいしょく以外の色。正色を混合した色。
[類語]中間色パステルカラー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「間色」の読み・字形・画数・意味

【間色】かんしよく

中間色。

字通「間」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android