間接侵害

産学連携キーワード辞典 「間接侵害」の解説

間接侵害

「間接侵害」とは、直接侵害(請求項全てを特許法第2条第3項に規定される行為態様で業として実施すること)を引き起こす蓋然性の高い、一定の予備的行為を侵害行為とみなすことをいう。これは特許権効力の実効性を確保するためであり、「間接侵害」に該当する例としては、物の発明においては、「物の生産にのみ使用するもの」、方法の発明においては、「発明の実施にのみ使用するもの」の生産・供給行為等があげられる。

出典 (株)アヴィス産学連携キーワード辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android