間に立つ(読み)あいだにたつ

精選版 日本国語大辞典 「間に立つ」の意味・読み・例文・類語

あいだ【間】 に 立(た)

両方の間に入って、取り持ちをする。仲介する。
悪魔(1903)〈国木田独歩〉一「母屋を借りたいと思ふが、相談して見て呉れないかとのこと、この中間(アイダ)に立つ人は年来の交際ゆゑ、母も早速承知して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「間に立つ」の意味・読み・例文・類語

あいだ・つ

当事者の間に入って、交渉や話し合いが成立するようとりまとめる。仲介する。間を取り持つ。
[類語]仲介取り持つ橋渡し仲立ち媒介取り次ぐ介する世話取り持ち口利き口入れ口添え肝煎きもい斡旋あっせん周旋紹介仲買媒酌お節介仲裁調停架け橋渡りを付ける引き合わせる中に立つ取り成す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android