閏日(読み)うるうび(英語表記)intercalary day

精選版 日本国語大辞典 「閏日」の意味・読み・例文・類語

うるう‐び うるふ‥【閏日】

〘名〙 太陽暦の二月二九日のこと。四年に一回ある。

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デジタル大辞泉 「閏日」の意味・読み・例文・類語

うるう‐び〔うるふ‐〕【×閏日】

太陽暦2月29日のこと。4年に一度だけある。

じゅん‐じつ【×閏日】

うるうび」に同じ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「閏日」の意味・わかりやすい解説

閏日
うるうび
intercalary day

太陽暦では,1太陽年が 365.2422日にあたるため,平年を 365日とし,400年に 97回閏日をおいて補正する必要がある。最初の一応完全な太陽暦は,前 46年,ユリウス・カエサルがアレクサンドリア天文学者に命じてつくらせたユリウス暦で,1回帰年 (太陽年) を 365.25日として4年に1度閏年をおくことになっていた。しかし,真の1回帰年の長さは採用した1回帰年よりも 0.0078日だけ短いため 16世紀にいたり,約 10日間の食違いが生じた。 1582年,ローマ教皇グレゴリウス 13世は,その年の 10月4日の次の日を 15日とすることでこれを是正し,400年に3回,閏年となるべき年を平年とすることにした。具体的には,西暦紀元うち,4で割切れる年の2月の終りに閏日をおいて 29日とし,なお 100で割切れる年のうち 400で割切れない年だけは平年とした。このグレゴリオ暦の方法が,今日ほとんど全世界で採用されている。

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普及版 字通 「閏日」の読み・字形・画数・意味

【閏日】じゆんじつ

二月二十九日。

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