開口高(読み)アグチダカ

デジタル大辞泉 「開口高」の意味・読み・例文・類語

あぐち‐だか【開口高】

[形動ナリ]開口を上の方へ引き上げて深く履くさま。
断悪修善脛当すねあてを―にしっかりとはき」〈浄・女護島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開口高」の意味・読み・例文・類語

あぐち‐だか【開口高】

〘形動〙 あぐちを高く引きあげてはくさま。足袋、くつなどを、足首が隠れるように深くはくさま。
幸若‐高たち(室町末‐近世初)「熊の皮のもみたび、しろかねにてへりかねやって、あくちたかにふむごうたり」

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