門畑(読み)かどはた

精選版 日本国語大辞典 「門畑」の意味・読み・例文・類語

かど‐はた【門畑】

〘名〙 門(もん)のあたりの畑。中世においては、他の土地に比べて在地領主の強い私有権が認められていた。
高野山文書‐建久元年(1190)一一月日・金剛峯寺根本大塔供僧解状案「号遠平知行之時所給門畠門田、押領百余町田畠、不済合夕所当事」
※俳諧・文政句帖‐五年(1822)八月「門畑や今むしらるる草の花」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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