門構(読み)もんがまえ

精選版 日本国語大辞典 「門構」の意味・読み・例文・類語

もん‐がまえ ‥がまへ【門構】

〘名〙
① 門を設けつくること。門のつくり方。また、門を構えた家。門作り。
※俳諧・小町踊(1665)春「つつみ井の井の字ぞ今朝の門がまへ〈ノ身〉」
※生(1908)〈田山花袋〉三九「大きな門構の板塀囲ひの二階屋も出来る」
漢字の構えの一つ。「間」「開」「閉」「関」などの「門」の部分をいう。この構えを持つ字の大部分は、字典門部に属する。かどがまえ。〔小学読本(1884)〕

かど‐がまえ ‥がまへ【門構】

〘名〙
① 門の構え方。もんがまえ。
② 漢字の構えの一つ。「間・開・関」などの「門」の部分をいう。その大部分は字典の門部に属する。もんがまえ。
※運歩色葉(1548)「門 カトカマヘ」

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普及版 字通 「門構」の読み・字形・画数・意味

【門構】もんこう

家柄

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