門径・門逕(読み)もんけい

精選版 日本国語大辞典 「門径・門逕」の意味・読み・例文・類語

もん‐けい【門径・門逕】

〘名〙
① 門の先のこみち。
※蕉堅藁(1403)花下留客「明朝花落客還去、門逕縁誰掃落紅」 〔岑参‐高官谷贈鄭詩〕
入口。転じて、物事のてがかり。
自由之理(1872)〈中村正直訳〉三「各々貴ぶべき善き事に進み、人生種々各異なる門径を思ひ出し造り出したり」 〔経解入門‐門径不可不清〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android