長谷川海太郎(読み)はせがわ かいたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川海太郎」の解説

長谷川海太郎 はせがわ-かいたろう

林不忘(はやし-ふぼう)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の長谷川海太郎の言及

【林不忘】より

…新潟県佐渡郡相川町の生れ。本名長谷川海太郎。弟の潾二郎は洋画家,濬はロシア文学者,四郎は作家である。…

【ペンネーム】より

… 文芸の資本主義化が成熟すると,今度は2人の作家が一つのペンネームで発表を続けたり(アメリカ推理作家E.クイーン),一作家が二つのペンネームで異なる作風のシリーズを続けたり(イギリス推理作家ディクソン・カー=カーター・ディクソンなど)する多作家が現れる。日本では,昭和初年に林不忘,牧逸馬,谷譲次の三つのペンネームで時代・現代小説を書き分けた長谷川海太郎が《一人三人全集》をのこした。また劇作家岩田豊雄は獅子文六の筆名で大衆小説を書き,太平洋戦争下に本名で書いた作品の戦争協力姿勢を問われてのちは,獅子の盛名に後半生をゆだねる生き方をした。…

※「長谷川海太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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